ホンダ、2025年度の世界販売は1割減 中国はピークから7割減
ホンダ、2025年度の世界販売は1割減 中国はピークから7割減

ホンダが2026年4月27日に発表した2025年度の世界全体での販売台数は、前年度比8.6%減の343万9千台となった。前年度からの減少は2年ぶりである。特に電気自動車(EV)の販売不振が響き、中国市場では新型車の発売延期もあり、2割を超える大幅な減少を記録した。

中国市場の低迷が顕著

中国での販売台数は61万1千台で、前年度比24.0%の減少。これで5年連続の減少となる。ピークだった2020年度の179万5千台と比較すると、約7割近くも販売数を落としている。中国メーカーがEV分野で台頭する中、ホンダは価格面での割高感が否めず、先端技術でも後れを取った。2025年に発売予定だったEVの次期モデルは、抜本的な見直しが必要として発売を延期している。

アジア・オセアニアでも減少

中国勢が攻勢をかけるアジア・オセアニア市場でも、販売台数は37万8千台と前年度比10.8%の減少となった。

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北米市場は微減、HV戦略で挽回狙う

主要市場の北米では160万9千台(前年度比1.7%減)と堅調な需要を維持したが、昨秋の半導体供給不足による減産の影響で販売計画台数を引き下げていた。ホンダは2026年3月にEV3車種の開発中止を発表しており、今後はハイブリッド車(HV)を中心に投入し、挽回を目指す方針だ。

国内販売も前年割れ

国内販売は前年度比8.9%減の60万9千台。乗用車、軽乗用車ともに前年度を下回った。ホンダの社長は突然のEV発売中止について「反省」を認めており、今後の戦略見直しが急務となっている。

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