4日午前の東京株式市場で、日経平均株価は前日から大幅に反落した。下げ幅は一時1400円を超え、心理的節目の6万7000円を下回る場面も見られた。前日に終値の最高値を更新した反動から、利益を確定する売りが優勢となり、相場全体を押し下げた。また、中東情勢の悪化が投資家心理を冷やし、売り圧力に拍車をかけた。
午前終値の詳細
午前終値は前日終値比1300円30銭安の6万7101円83銭となった。東証株価指数(TOPIX)は55.98ポイント安の3940.22で取引を終えた。
米国市場の影響と個別銘柄の動き
前日の米国株式市場で主要株価指数がそろって下落した流れが、東京市場にも波及した。値上がりが続いていたソフトバンクグループやフジクラ、キオクシアホールディングスなど、AI・半導体関連銘柄には過熱感を意識した売りが広がった。これらの銘柄はこれまでの上昇ピッチが速かったため、利益確定の動きが強まったとみられる。
市場関係者の見方
市場関係者は「前日の大幅上昇に伴う短期的な過熱感が調整された。中東情勢の不透明感もあり、当面は様子見姿勢が続く可能性がある」と指摘している。一方で、半導体需要の長期的な拡大期待は根強く、押し目買いも入りやすいとの声も聞かれる。



