祝日明けの東京円、約2か月ぶりの円高水準に到達
祝日明けの12日、東京外国為替市場の円相場は一時、約2か月ぶりの円高・ドル安水準となる1ドル=152円26銭をつけました。この動きは、米国の景気減速への懸念が高まり、投資家がドルを売って円を買う動きを加速させた結果です。
米国経済指標の影響でドル売りが進む
米国で10日に発表された昨年12月の小売り売上高が市場予想を下回ったことが、景気減速への懸念を強めています。このデータを受けて、市場ではドル売り・円買いの動きが顕著となり、円相場が上昇しました。
午後5時時点では、前営業日(午後5時)に比べて2円56銭円高・ドル安の1ドル=153円00~02銭で大方の取引を終えています。この値動きは、短期間での円の強さを示すものとして注目されています。
対ユーロでも円高が進行
対ユーロ相場でも同様の傾向が見られ、前営業日比3円55銭円高・ユーロ安の1ユーロ=181円68~72銭で取引が終了しました。これは、米国経済の不確実性がグローバルな通貨市場に波及し、円が安全資産として買われたことを反映しています。
日本銀行本店の動向にも市場の目が向けられていますが、現時点では直接的な介入は報告されていません。今後の米国経済指標や中央銀行の政策発表が、円相場のさらなる動向を左右する見込みです。



