東海道新幹線の利用者数が7年ぶりに過去最多を更新、円安と万博効果で需要拡大
東海道新幹線利用者数7年ぶり最多更新、円安と万博効果 (05.04.2026)

東海道新幹線の利用者数が7年ぶりに過去最多を更新へ

東海道新幹線の2025年度の利用者数が、7年ぶりに過去最多を更新する見通しとなった。円安を背景とした訪日客需要の拡大と、2025年4月から10月にかけて開催された大阪・関西万博の効果が乗客数を大きく底上げしたことが要因だ。

JR東海の発表と需要増への対応策

JR東海によると、2025年度の利用者数は、2026年3月25日時点で、これまでのピークだった2018年度を約6%上回っている。同社は主要区間である新横浜―静岡間の利用者数を基準に各年度を比較しており、この数字は確かな伸びを示している。

需要増に対応するため、JR東海は行楽シーズンなどで臨時列車を大幅に増やしたほか、2026年3月には1時間で最大13本の「のぞみ号」を走らせるダイヤ改正を実施した。これらの措置が、利用者数の増加を支えている。

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コロナ禍前後の利用構造の変化

東海道新幹線は、コロナ禍前にはビジネス客の利用が約6割を占めていた。しかし、コロナ禍後にはオンライン会議の普及などにより、ビジネス客の割合は約5割に減少した。一方で、観光需要が急拡大し、ビジネス客の減少分を上回る形で利用者全体が増加した。

この傾向は、円安による訪日外国人旅行者の増加や、万博開催に伴う国内移動の活発化が大きく寄与している。

今後の展望とイベント効果

2026年9月から10月には、愛知県などでアジア・アジアパラ競技大会が開催される予定だ。JR東海はこのイベントを機に、新幹線の利用者をさらに増やしたい考えを示している。

今後も、観光需要の持続や国際イベントの開催が、東海道新幹線の利用者数に好影響を与えることが期待される。

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