円相場が159円90銭台に下落、米インフレ懸念と原油100ドル再上昇で市場警戒感強まる
円相場159円90銭台、米インフレ懸念と原油100ドル再上昇

円相場が159円90銭台に下落、節目の160円台が目前に

2026年3月18日、米ニューヨーク外国為替市場において、対ドル円相場が一時的に1ドル=159円90銭台まで下落しました。これは2024年7月以来、実に1年8カ月ぶりの円安水準であり、節目となる160円台が目前に迫る展開となりました。午後5時時点では159円83銭から93銭の範囲で推移し、前日同時刻と比較して89銭の円安ドル高水準を記録しています。

米インフレ懸念が利下げ時期後ずれの見方を拡大

この円安の背景には、米連邦準備制度理事会(FRB)が示した米インフレ率の見通しが切り上がったことが大きく影響しています。これにより、利下げ時期が後ずれするとの市場見方が拡大し、円を売ってドルを買う動きが活発化しました。さらに、米国におけるインフレの根強さを示唆する経済統計の発表も相まって、為替市場に緊張感が走りました。

原油価格が再び100ドル台に上昇、中東情勢がエネルギー供給不安を煽る

一方、同日のニューヨーク商業取引所では、原油価格の指標となる米国産WTI原油の先物価格が一時、1バレル=100ドル台に再び上昇しました。これは中東地域においてエネルギー施設への攻撃が相次ぎ、エネルギー供給不安が広がったことが主な要因です。WTI先物が100ドルの大台に乗るのは3月15日以来のことであり、市場の懸念材料として重くのしかかっています。

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インフレ懸念と原油価格の上昇が重なり、国際的な金融市場全体に警戒感が強まっています。特に、米国の経済動向と中東情勢の先行き不透明感が、為替相場や商品市場に大きな影響を与え続けており、今後の展開が注目されます。

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