東京外国為替市場で円が上昇、1ドル=158円台後半に
2026年3月18日、東京外国為替市場の円相場は、1ドル=158円台後半で取引されました。午後5時現在のレートは、前日比46銭円高ドル安の1ドル=158円76~78銭となっています。ユーロ円相場も、02銭円高ユーロ安の1ユーロ=182円99銭~183円03銭で推移しました。
中東情勢の警戒感緩和と有事のドル買い後退
今回の円高の背景には、中東情勢の緊迫化による原油高が日本の景気減速を招くとの過度な警戒感が緩和したことが挙げられます。これにより、地政学的リスクを懸念した「有事のドル買い」が後退し、円の買い戻しが進みました。市場関係者は、中東地域の不安定要素が依然として存在するものの、短期的なリスク評価が見直されたと分析しています。
日銀金融政策決定会合を控え様子見ムード
一方、日本銀行の金融政策決定会合の結果発表を3月19日に控える中、市場では慎重な姿勢が目立ちます。参加者からは、「結果を見極めたいと様子見ムードが強かった」との声が聞かれ、今後の金融政策の方向性に対する関心が高まっています。日銀の判断次第では、為替相場にさらなる影響を与える可能性があり、投資家の注目が集まっています。
この日の取引では、以下のような動きが観察されました。
- 円相場は日中を通じて158円台後半を維持し、安定した推移を見せました。
- ユーロ円相場も小幅な円高傾向を示し、全体的な円買いの流れが確認されました。
- 市場参加者は、中東情勢と日銀の政策の両方に注意を払いながら、取引を進めました。
今後の為替市場は、日銀の政策発表と中東情勢の展開に大きく左右される見通しです。経済関係者は、これらの要素を注視しながら、リスク管理を徹底する必要があると指摘しています。



