12日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は前日比で一時400円を超える上昇を記録した。前日の大幅下落を受けた買い戻しが優勢となり、投資家心理の改善が見られた。
買い戻しが市場を牽引
前日の取引で日経平均は大きく値を下げていたが、12日は朝方から買い注文が先行。半導体関連株や自動車株を中心に幅広い銘柄に買いが入り、日経平均は一時410円高まで上昇する場面があった。市場関係者は「前日の下落が行き過ぎたとの見方から、短期筋による買い戻しが入った」と分析している。
半導体関連株が堅調
特に半導体関連株の上昇が目立ち、東京エレクトロンやアドバンテストなどが大きく値を上げた。また、トヨタ自動車やホンダなどの自動車株も買われ、相場全体を押し上げた。一方で、値がさ株の一部には利益確定売りも見られ、上値の重さも意識された。
外国為替市場では円相場が1ドル=140円台前半で推移しており、輸出企業の業績期待が株価を下支えしている。市場では、今後の米国経済指標や金融政策の動向に注目が集まっている。



