愛知・大府の長草工場で小学生が新型RAV4の生産ラインを見学、地元から世界へ
愛知・大府で小学生が新型RAV4の工場見学、世界販売に驚き

愛知県大府市の長草工場で小学生が新型RAV4の生産現場を体験

豊田自動織機は2026年2月10日、愛知県大府市にある長草工場において、地元の共和西小学校の5年生30人を対象にした工場見学ツアーを開催しました。この工場では、昨年12月に発売されたばかりの新型SUV「RAV4」の生産が行われており、子どもたちは校外学習の一環として、自動車製造の最先端工程を間近で観察する貴重な機会を得ました。

生産ラインの詳細な説明と世界規模の販売戦略

見学ツアーでは、まず担当者から工場の基本情報が説明されました。長草工場では約4,500人が働いており、生産ラインでは約1分間に1台のペースで車両が組み立てられていること、そしてRAV4が世界180か国・地域で販売されているグローバルな展開が紹介されました。子どもたちは、これらの数字に目を輝かせながら、地元から発信される産業のスケールの大きさを実感していました。

電動バスでのライン見学と児童の反応

その後、参加した児童たちは電動バスに乗り込み、工場内を移動しながら生産工程を詳しく見学しました。プレス加工、溶接、塗装などの各ラインを順番に巡り、部品から完成車になるまでの約3キロの道のりを40分かけて学びました。特に、自動化されたロボットによる効率的な作業に注目が集まり、現代の製造業の工夫を目の当たりにしました。

見学を終えた男子児童(11歳)は、「自分が住んでいる町から、世界に向けて年間30万台も生産していることを知って、とても驚きました。工場の規模や技術の高さに感動しました」と語り、地元愛知県の産業力に対する誇りを口にしました。この感想は、子どもたちが地域経済の重要性を再認識するきっかけとなったようです。

今後の教育連携への展望

豊田自動織機は、今回の見学ツアーを好評として、今後も地元小学校の授業との連携を強化し、定期的な工場見学の受け入れを検討していく方針です。これにより、次世代を担う子どもたちに製造業の魅力や地域貢献の意義を伝え、科学技術教育の一環として役立てたい考えです。この取り組みは、地域社会と企業の協力関係を深めるモデルケースとして期待されています。