日英伊、次期戦闘機開発を加速で合意 小泉防衛相がミュンヘンで会談
小泉進次郎防衛相は13日、ドイツ南部ミュンヘンを訪問し、英国のヒーリー国防相とイタリアのクロセット国防相と個別に会談を行いました。この会談において、日本、英国、イタリアの3カ国が進める次期戦闘機の共同開発プロジェクトを加速させる方針で一致しました。
安全保障環境の緊密な連携を確認
会談では、欧州・大西洋地域とインド太平洋地域の安全保障が不可分であるとの認識を共有し、力による一方的な現状変更を認めない国際的な安保環境の構築に向けて、緊密な連携を深めることを申し合わせました。小泉防衛相は記者団に対し、開発計画を管理する国際機関「GIGO(ジャイゴ)」と戦闘機の設計などを担う合弁会社「エッジウィング」の契約締結について、「最終調整段階にあり、契約を一日でも早く結べるように前進させる」と強調しました。
ニュージーランドとの防衛協力も進展
さらに、小泉防衛相はニュージーランドのコリンズ国防相とも会談し、防衛装備協力を発展させる方針を確認しました。ニュージーランド側は、海上自衛隊の最新鋭護衛艦「FFM」(もがみ型)能力向上型の海軍への導入に関心を示しており、今後の具体的な協議が期待されます。
NATOやカナダとの連携強化も
加えて、小泉防衛相は北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長やカナダのマクギンティ国防相とも会談を行い、安全保障分野での連携強化で一致しました。これらの会談を通じて、日本は多角的な国際協力の枠組みを強化し、地域の安定と平和に貢献する姿勢を明確にしました。
今回の一連の会談は、次期戦闘機開発の加速だけでなく、グローバルな安全保障環境における日本の役割を再確認する機会となりました。今後の進展に注目が集まっています。