日産自動車は3日、米国から逆輸入するスポーツタイプ多目的車(SUV)「ムラーノ」について、同日から受注を開始したと発表した。納車は早くて2027年2月ごろの見込みで、希望小売価格は796万4千円。左ハンドル仕様となる。
新制度を活用した逆輸入
今回の逆輸入は、米国が安全性を認証した車両を追加試験なしで受け入れる日米関税合意の新制度を活用したもの。広い車内空間が特長で、ボディカラーは3色を展開する。ムラーノは日本でも2004年から2015年まで販売されていたモデルである。
競合他社の動き
逆輸入車を巡っては、トヨタ自動車が4月からピックアップトラック「タンドラ」とSUV「ハイランダー」を発売している。ホンダも2車種の逆輸入を計画している。各社とも米国市場向けの大型車を日本に投入し、需要を取り込む動きを加速させている。
日産は今回のムラーノ投入により、日本市場でのSUVラインアップを強化し、競争力を高める狙いがある。左ハンドル仕様となるため、一部のユーザーには注意が必要だが、広い室内空間や米国車ならではの存在感が魅力となっている。



