梅田エリアのトイレ混雑解消へ デジタルサイネージで在室時間を可視化
阪急阪神不動産は、大阪・梅田エリアの駅や商業施設にある個室トイレ内の1857か所にデジタルサイネージを設置することを発表しました。この取り組みは、在室時間を表示することで長時間利用を抑制し、混雑緩和につなげることを目的としています。
設置場所と具体的な機能
デジタルサイネージは、阪急電鉄大阪梅田駅をはじめ、商業施設の阪急三番街や「HEP FIVE(ヘップファイブ)」など、阪急阪神不動産が管理する24施設のトイレに設置されます。端末の画面サイズは約10インチで、以下のような情報を表示します。
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- 個室の利用時間
- トイレ全体の満室状況
さらに、利用開始から一定時間が経過すると施設管理者に通知される機能も備えており、体調不良などの異常を早期に把握できる利点もあります。
試験導入での効果と今後の展開
この事業は、阪急阪神不動産が出資するスタートアップ「バカン」(東京)などとの共同で進められており、2025年7月から梅田エリアの一部で試験的に設置を開始しました。その結果、30分以上の長時間利用が約47%減少するなどの効果が確認されたため、本格導入を決定しました。
近年、駅や商業施設ではトイレの長時間利用や混雑が課題となっています。阪急阪神不動産は「利用時間を可視化し、回転率を高めることで混雑緩和につなげ、利用者の満足度を高めていきたい」とコメントしています。効果を見ながら、他地域への展開も検討する方針です。



