2027年4月に小学校に入学する子ども向けのランドセルを探す「ラン活」がピークを迎えている。横浜駅近くの二つの百貨店でも、子どもたちのさまざまな期待に応えようと工夫を凝らした品ぞろえを競い合っている。
横浜の百貨店で「ラン活」本格化
横浜駅東口のそごう横浜店は、ランドセルの特設売り場を3月中旬に設置。売れ筋や最新モデルなど約180種類をそろえ、ピークとなるゴールデンウィーク(GW)直前の4月28日には約400種類に拡充した。
売り場担当の嶋村綾乃さんは「子どもたちが『これを背負いたい』と一目ぼれしてくれるよう、自信作をそろえた。まずはじっくり品定めをしてほしい」と話す。
価格帯とトレンド
売れ筋の価格帯は7万~8万円。近年は好みの多様化が進み、従来の赤や黒だけでなく、パステルカラーやキャラクターもの、機能性を重視した軽量モデルなど、少量多品種の傾向が強まっている。
嶋村さんは「子ども自身が背負ったときのフィット感やデザインを重視する家庭が増えた。親だけでなく、子どもと一緒に選ぶことが主流になっている」と説明する。
ランドセル選びのポイント
ランドセル選びで重要なのは、重さ、背負い心地、耐久性、そしてデザインだ。特に近年は、教科書やタブレット端末が増えたことから、軽量で体に負担が少ないモデルが人気を集めている。
そごう横浜店では、実際に背負って試せるコーナーを設置。子どもが自分で調整できるベルトや、反射材付きの安全モデルなど、機能面にもこだわった商品を多数取り扱っている。
今後の見通し
ラン活のピークはゴールデンウィーク明けまで続く見込み。店舗では、在庫切れを防ぐために早めの購入を呼びかけている。また、2027年問題として、原材料費の高騰や円安の影響で価格が上昇する可能性も指摘されており、賢い選択が求められる。
嶋村さんは「ランドセルは6年間使う大切な品。子どもが喜び、長く愛用できる一品を見つけてほしい」と語った。



