NY原油、一時1バレル100ドル超 米イラン協議の不透明感で急騰
NY原油、一時100ドル超 米イラン協議不透明

28日の米ニューヨーク商業取引所において、原油価格の指標である「米国産WTI原油」の先物価格が一時、前日終値比で5%超の上昇を見せ、1バレル=101ドル台を記録した。節目となる100ドルを超えるのは、約2週間ぶりの出来事である。

米イラン協議の停滞が供給不安を増幅

米紙ニューヨーク・タイムズは27日、トランプ米大統領が、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡の航行再開や戦闘終結に関するイランからの最新提案に満足していないと、側近に語ったと報じた。これにより、米国とイランの協議の先行きが不透明となり、市場では供給懸念が強まった。

米国は25日、ウィトコフ中東担当特使らによる使節団を仲介国パキスタンの首都イスラマバードに派遣し、イランと協議する予定だったが、この派遣は中止されていた。

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国際指標も上昇、ブレント原油は112ドル台

別の国際指標である「北海ブレント原油」の先物価格も上昇し、28日には3月末以来の高値となる一時1バレル=112ドル台を付けた。米国とイランの協議の見通しが不透明な状況が続く中、原油供給への不安が市場を支配している。

今回の価格上昇は、中東情勢の緊迫化が原油市場に直接的な影響を及ぼしていることを示している。市場関係者は、今後の米イラン協議の行方とホルムズ海峡の安全確保に注目している。

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