大阪ガスは8日、中東情勢の影響を受けて液化天然ガス(LNG)価格が上昇していることを受け、夏ごろから段階的にガス料金に反映される見通しを明らかにした。同社の原料費調整制度では、原料価格の変動が最大5カ月遅れて料金に反映される仕組みとなっている。
LNG価格上昇の背景
大阪ガスは主にオーストラリアや米国などからLNGを調達している。供給に大きな影響はないものの、中東からの調達が不透明な状況が続いており、世界的な価格上昇の影響を受けている。これにより、夏場のガス料金に段階的な値上げが予想される。
2026年3月期連結決算
同時に発表された2026年3月期連結決算では、売上高が前期比1.9%減の2兆303億円、純利益は13.6%増の1527億円となった。米国でのLNG事業が好調で、中東情勢の影響は軽微にとどまった。
大阪ガスは今後も原料価格の動向を注視し、安定供給に努める方針だ。



