熊本大で半導体人材育成シンポ、働きながら最先端学ぶ講座も
熊本大で半導体人材育成シンポ、働きながら最先端学ぶ

熊本大学で11日、半導体リスキリングセンターの開設を記念するシンポジウムが開催され、専門家らが半導体関連産業の構造変化や人材育成の重要性について講演した。同センターは4月に設置され、8月からは半導体に関心のある社会人が仕事を続けながら産業構造や基礎技術を学べる講座が始まる予定だ。

シンポジウムの内容

シンポジウムには企業や県、熊本市教育委員会の関係者など約160人が参加。国立情報学研究所の安浦寛人副所長が基調講演を行い、1990年代以降、半導体の設計と製造を別々の企業が担う「水平分業」が世界の主流となり、受託製造最大手の台湾積体電路製造(TSMC)などが業績を伸ばしたと説明した。

また、安浦副所長は国内の若年人口減少に触れ、「人材確保は危機に直面している。多様な人材を確保できるリスキリングセンターの取り組みは先進的で、将来に期待したい」と述べた。

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熊本大学の小川久雄学長は「働きながら最先端を学び、企業の成長と地域の発展を支える好循環を生み出していく」と述べ、産官学連携で半導体産業の活性化を図る考えを示した。

くまモンが半導体をPR

県は半導体産業の集積を後押しするため、PRキャラクター・くまモンの新イラストを作成した。半導体チップやウェハーを頭上に掲げたり手に持ったりするデザインで、関係企業や地域おこしに取り組む人々の利用を想定。4日の記者会見でお披露目され、くまモンは「みなさんたくさん使ってはいよ~」と呼びかけた。また、歌舞伎絵をイメージしたイラストなども一般向けに使用解禁された。

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