人気ロックバンド「ヤバイTシャツ屋さん」(通称ヤバT)と、三重県志摩市のテーマパーク「志摩スペイン村」とのコラボイベントが3年目を迎え、地域の魅力発信や誘客において相乗効果を高めている。今年は5月9日と10日の2日間、施設を貸し切ってのワンマンライブと野外フェスが開催され、過去最高となる延べ1万8000人が来場した。6月28日までは、特別メニューやフォトスポットなどの人気企画が展開されている。
ヤバT旋風が志摩に定着
ヤバTは大阪を拠点に活動する男女3人組のロックバンド。ギター・ボーカルのこやまたくやさんが幼少期から志摩スペイン村に通っていた縁で、2024年と2025年にも施設でライブを開催し、計2万8000人を動員してきた。今年1月にはこやまさんが志摩市の観光大使に就任。橋爪政吉市長から委嘱状を受け取った際、こやまさんは「来るたびに地元の皆さんが温かく迎えてくれる。音楽イベントを定着させ、さらなる市の発展につながれば」と抱負を語っている。
2016年のデビュー以来、ユーモアあふれる歌詞とキャッチーなメロディーで幅広い世代から支持を集めるヤバT。数万人規模の大型ライブのチケットが入手困難となることも多く、交流サイト(SNS)上でも大きな影響力を持つ。今後、志摩が全国のファンが巡礼に訪れる「ヤバTの聖地」として存在感を高めることが期待されている。
タンクトップフェスティバル2026の詳細
「タンクトップフェスティバル2026」と題された今年のイベントは、1日目にワンマンライブ、2日目にバンドやお笑いコンビ10組を招いた野外フェスを開催。チケット所有者のみの特別営業となり、会場は熱気に包まれた。6月下旬までのイベント期間中、飲食店ではバンドの公式キャラクター「タンクトップくん」やメンバーのイラストをあしらったコラボメニューが登場。土産物店「アスタ ラ ビスタ」ではTシャツなどの限定グッズを販売している。
施設内には高さ6メートル超の「タンクトップ神」やフォトスポットが設置され、一部のアトラクションではメンバーの特別アナウンスを楽しむことができる。志摩スペイン村の広報担当者は「ここにしかないコラボを楽しんでもらいたい」と話している。問い合わせは志摩スペイン村(0599-57-3333)まで。



