福岡航太朗七段が余正麒九段を下し星を五分に戻す 囲碁名人戦リーグ戦
第51期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)が16日、東京・市ケ谷の日本棋院で行われ、福岡航太朗七段が余正麒九段に201手までで黒番中押し勝ちを収めました。この勝利により、福岡七段のリーグスコアは2勝2敗の五分に戻り、挑戦権争いに再び名乗りを上げる形となりました。
両者2勝2敗で優勝争いは混戦模様に
対戦相手の余正麒九段もこの一戦で2勝2敗となり、リーグの優勝争いから一歩後退する結果となりました。今期の囲碁名人戦挑戦者決定リーグは、序盤戦から接戦が続いており、今回の対局もその流れを象徴する内容でした。
福岡七段は4日前の本因坊戦本戦準決勝で井山裕太碁聖を破り、大竹優七段との挑戦者決定戦進出を決めたばかり。その勢いをそのままに、本局ではリーグの常連強者である余九段を相手に、悠揚迫らぬ石運びを見せました。
極微のヨセ勝負でポイントを挙げ勝負を決める
中盤以降は極めて細かいヨセ勝負が展開され、福岡七段がポイントを着実に積み上げる形で優勢を確立。終盤、余九段の勝負手にも落ち着いて対応し、確実に勝利を手中に収めました。
今期の囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦は、前半戦の第4ラウンドを終え、以下のような状況となっています:
- 福岡航太朗七段と余正麒九段がともに2勝2敗で並ぶ
- 優勝争いは複数棋士が絡む混戦状態
- 今後の対局が挑戦者決定に大きく影響する見込み
日本棋院関係者は「両者とも実力が伯仲しており、一進一退の攻防が続いています。今期のリーグ戦はどの対局も予想が難しい展開となっており、ファンにとっては見応えのあるシーズンになるでしょう」とコメントしています。
囲碁界では、若手棋士の台頭が目立つ中、福岡七段の今季の活躍は特に注目を集めており、今後のリーグ戦の行方が棋界全体の関心を集めています。



