荒川区政世論調査、回収率5年ぶり半数超え キャラ「あら坊」の工夫が奏功
荒川区政世論調査、回収率5年ぶり半数超え (17.02.2026)

荒川区政世論調査、回収率が5年ぶりに半数を突破

東京都荒川区が実施した区政世論調査において、回収率が51.7%に達し、5年ぶりに半数を超える結果となりました。前年の調査と比較して4.6ポイントの上昇を記録し、区民の関心の高まりが示されました。

「あら坊」の工夫が回収率向上に貢献

今回の調査では、回収率の向上を目指し、区のシンボルキャラクターである「あら坊」を活用した創意工夫が施されました。具体的には、調査用紙が入った封筒にあら坊の折り紙が作成できる折り線を印刷。これにより、封筒を捨てずに開封してもらう効果を期待したものです。

区の担当者は「あら坊は一定の効果があったと思う」と胸を張り、折り方を説明する区のホームページには180件以上のアクセスがあったと明かしました。このアクセス数は配布数の約6%に相当し、キャラクター活用の成果が裏付けられています。

調査の背景と実施概要

荒川区の区政世論調査は1965年に開始され、今回で50回目を迎えました。概ね年1回実施されており、区政運営の基礎資料として活用されています。

調査方法は以下の通りです:

  • 無作為に選ばれた18歳以上の区民3,000人を対象
  • 調査用紙を郵送で配布
  • 有効回答数は1,552通

回収率は2020年に50%を超えた後、45%前後で推移していましたが、今回の工夫により5年ぶりの回復を果たしました。

追加の取り組みと今後の展開

回収率向上のため、調査用紙に加えて啓発チラシを同封するなどの対策も講じられました。滝口学区長は会見で「いただいた意見を区政にしっかり反映していきたい」と述べ、調査結果の活用に意欲を示しています。

調査結果の詳細は今月中に公表される予定であり、区民の声をどのように区政に生かすかが注目されます。今回の成功は、行政と住民とのコミュニケーション強化の好事例として、他自治体にも参考となるでしょう。