米俳優ロバート・デュバル氏が95歳で死去 名脇役として映画史に刻まれる
米俳優ロバート・デュバル氏が、2026年2月15日に南部バージニア州ミドルバーグの自宅で死去した。95歳であった。死因については現時点で明らかにされていない。米メディアが16日に報じたこの訃報は、映画ファンや関係者に深い悲しみをもたらしている。
「ゴッドファーザー」と「地獄の黙示録」での不朽の演技
デュバル氏は、フランシス・コッポラ監督の名作「ゴッドファーザー」(1972年)でコルレオーネ家の養子であり、冷静沈着な弁護士トム・ヘイゲンを演じた。この役柄は、彼の演技力の高さを広く知らしめるきっかけとなった。続いて「地獄の黙示録」(1979年)では、強烈なカリスマと狂気を放つキルゴア中佐を演じ、両作品でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、名脇役としての地位を確固たるものにした。
アカデミー賞主演男優賞受賞と多彩な活動
1983年には、落ちぶれたカントリー歌手の再起を描いた「テンダー・マーシー」でアカデミー賞主演男優賞を獲得し、主演としても高い評価を得た。さらに、自ら映画製作に携わり、監督と脚本、主演を務めた「アポストル」(1997年)では、再びアカデミー賞にノミネートされるなど、その才能は多岐にわたった。
生い立ちとキャリアの始まり
デュバル氏は1931年、西部カリフォルニア州サンディエゴで生まれ、ブロードウェーの舞台やテレビ出演を経て、1962年の「アラバマ物語」で映画デビューを果たした。その後、長年にわたるキャリアの中で、数多くの作品に出演し、映画界に大きな足跡を残した。
彼の死去は、ハリウッドの黄金時代を支えた俳優の一人が去ったことを意味し、その功績は今後も語り継がれるだろう。関係者やファンからの追悼の声が相次いでいる。