囲碁の第64期十段戦5番勝負第4局が22日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、挑戦者の許家元九段(28)が芝野虎丸十段(26)に114手で白番中押し勝ちを収めた。これにより対戦成績は2勝2敗のタイとなり、勝負は最終第5局に持ち越された。
熱戦の展開
本局は序盤から激しい攻防が繰り広げられ、両者譲らず互角の展開が続いた。しかし、中盤で許九段が巧みな白番の打ち回しを見せ、徐々に優勢を築いた。芝野十段も粘り強く応戦したが、許九段の正確な読みに屈し、114手で投了を余儀なくされた。
挑戦者の意気込み
許九段は「第4局は絶対に勝たなければならない一局だった。内容はまだ改善点があるが、最終局に向けてしっかり準備したい」と語った。一方、芝野十段は「厳しい一局だったが、最終局で立て直したい」とコメントした。
最終局の日程
第5局は28日、同じく日本棋院で行われる。両者の対戦成績は五分五分となり、最終局はまさに天王山。果たして許九段が初の十段位を獲得するのか、それとも芝野十段が防衛に成功するのか、注目が集まる。
なお、芝野虎丸十段は棋聖との二冠保持者であり、今期十段戦も防衛が期待されていた。しかし、挑戦者の許家元九段は過去に棋聖戦などで実績を残しており、互角の戦いを繰り広げている。



