自家養蚕の繭を使用した「ふくしま生まゆ石鹸」は、絹の原料となる繭の成分が豊かな泡となり、顔の汚れやメークを優しく落とすことで注目を集めている。この石鹸は60グラム入りで2750円、お試しサイズの10グラムは550円で販売されている。また、化粧水「mayumist」は150ミリリットル入りで、クロモジの香りが4950円、無香料が4730円。さらに、真綿で作られた「シルク洗顔パフ」も2530円で提供されている。
工房おりをりのこだわり
福島市飯坂町に拠点を置く「工房おりをり」は、養蚕や真綿作り、草木染めなどを手掛ける工房だ。同工房が企画したこの製品は、卵から蚕を育て、自社で生産した繭を材料としている。その繭を北塩原村の石鹸職人に委託し、一つ一つ手作業で丁寧に作り上げられた、手の込んだ逸品である。
使用感と効果
同工房によると、生まゆ石鹸で洗顔した後は、肌がしっとりとしてキメが整い、滑らかな感触が得られるという。ナチュラルメークの化粧落としとしても使用可能で、実際に手の甲に口紅を付けて試したところ、泡立ちは控えめながらもしっかりと落ち、洗い上がりの肌はみずみずしい状態になった。販売を担当する福島市大町のクラフトショップ「絹工房おりをり」のスタッフによれば、購入者からは「洗顔後の肌が突っ張らず、しっとりする」といった好評の声が寄せられている。
洗顔パフと化粧水
真綿の洗顔パフを使用すると、落としにくい角質やくすみを優しく除去できるという。また、洗顔後の肌の乾燥を防ぐため、繭の成分を配合した化粧水もラインアップされており、石鹸と合わせて使うことでより効果的なスキンケアが期待できる。
福島の養蚕文化
県北の信達地方は、かつて全国有数の蚕糸・蚕種の産地として知られていた歴史を持つ。養蚕文化の継承に取り組む「工房おりをり」のオーナー、鈴木美佐子さんは「この石鹸を手に取ってもらい、福島の蚕の魅力を知ってほしい」と語っている。
販売情報
「ふくしま生まゆ石鹸」は絹工房おりをりで販売中。住所は福島市大町9の15、営業時間は午前11時から午後4時まで。定休日は火曜日と木曜日。問い合わせは電話080-1661-0671まで。このほか、工房おりをりのオンラインショップやコラッセふくしまで取り扱っている。



