USJ開業25周年、世界有数のテーマパークへ成長
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)が、2026年3月31日に開業25周年を迎える。これを記念して、3月4日から特別パレードが開始される。パレードでは、ポケットモンスターの実物大ピカチュウが25匹登場し、人気キャラクターたちが華やかなお祝い衣装を身にまとって行進する。この記念イベントは来年1月まで継続される予定だ。
苦難を乗り越え、日本コンテンツで再生
USJは2001年3月31日に開業し、当初はハリウッド映画を中心としたテーマパークとしてスタートした。しかし、園内での火薬不正使用など不祥事が相次ぎ、開業2年目には来場者数が大きく落ち込む苦境に直面した。
その後、経営戦略を転換。2004年に「ハローキティ」、2014年に「ハリー・ポッター」、そして2021年には任天堂のキャラクターをテーマにした「スーパー・ニンテンドー・ワールド」など、日本の人気コンテンツを積極的に導入していった。これらの新エリアは客層の拡大に大きく貢献し、テーマパークの再生と成長を実現させた。
世界3位の来場者数を記録
米国テーマエンターテインメント協会の調査によると、2024年のUSJの来場者数は1600万人に達した。これは、東京ディズニーランド(1510万人)と東京ディズニーシー(1244万人)を上回り、3年連続で世界第3位のテーマパークとしての地位を確固たるものにしている。
開業当初からUSJで働く砂田真紀子さん(48)は、3日に開催された関係者向け披露会で次のように語った。「スーパー・ニンテンドー・ワールドがオープンする前は女性客が多かったのですが、マリオのエリアができてからは男性客も大幅に増えました。客層の多様化が進んでいます」。
25年の歩みを振り返る来場者の声
大阪府羽曳野市から訪れた東浦君代さん(52)と娘の愛里さん(29)は、開業初年度から毎年USJを訪れている常連客だ。君代さんは感慨深げに話す。「25年が経ち、USJは私たち家族にとって特別な場所から、日常の一部になりました。成長を見守ってきたことが誇りです」。
USJは四半世紀にわたる歴史の中で、日本のエンターテインメント文化と世界的なテーマパーク運営のノウハウを融合させ、独自の進化を遂げてきた。今後も新たなコンテンツの導入と来場者体験の向上に取り組み、世界のテーマパーク業界をリードし続けることが期待されている。



