南相馬市で「四季と果実 よしとみや」かき氷店オープン、季節の果物で幸せを提供
南相馬市でかき氷店開店、季節の果物で幸せを届ける

南相馬市で青果店経営者がかき氷店を開業、季節の果物で幸せを届ける

南相馬市原町区本陣前で青果店「南国屋」を営む布川善幸さん(53)と妻の美翠さん(52)は、5月25日、同店の隣にかき氷店「四季と果実 よしとみや」をオープンさせます。この新店舗では、南国屋が誇る贈答用フルーツを活用し、季節ごとに最適な果物を使ったかき氷を提供します。善幸さんは「かき氷でみんなを幸せにしたい」と語り、地域への温かい思いを込めて事業をスタートさせます。

店名に込められた思いと地域活性化への願い

南国屋は屋号で、社名は創業者の祖父母の名前から取った「よしとみや」です。かき氷店もこの名前を引き継ぎ、「四季と果実 よしとみや」と名付けられました。地元の南相馬市は、東日本大震災から15年を迎え、復旧作業が一段落したものの、善幸さんは街の中に活気がないと感じていました。街中を元気づける方法を模索する中、南国屋では贈答用の果物を買い求める客も多かったことから、気軽にフルーツを楽しんでもらう場をつくろうと、かき氷店の出店を決めました。

季節ごとに変わる4種類のかき氷メニュー

店舗は南国屋西側の建物を改修して設けられ、かき氷の種類は季節によって異なりますが、常に4種類を提供します。5月中頃までは、ゆうやけベリー(いちご)、かんきつ類の不知火、キウイ、宇治さえみどり(抹茶)をそろえます。今後は、マンゴーやチェリー、地元のナシ、イチジクを使った味も計画されています。価格は一つ1500~1600円程度を予定しており、高品質な果物を使用した贅沢なかき氷が楽しめます。

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無添加にこだわり、体に優しいかき氷を提供

南国屋では有機栽培の商品にこだわっており、かき氷も無添加で、体に優しいものを目指します。善幸さんは「見た目もいい感じに仕上げたい」と笑顔を見せ、視覚的にも魅力的なかき氷づくりに力を入れています。さらに、フランス産紅茶の販売や、秋にはフルーツタルトの提供も始める方針です。

営業情報と今後の展開

営業時間は午前11時から午後4時まで(ラストオーダー)、月曜日から水曜日は定休日です。かき氷のテイクアウトは、野馬追期間中のみ行います。また、インスタグラムを通じて情報発信を続けており、地域のグルメスポットとして注目を集めています。この取り組みは、単なる飲食店の開業ではなく、震災後の南相馬市の復興と活気づくりを願う、布川夫妻の熱い思いが込められたプロジェクトです。

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