由布院温泉で春の風物詩「観光辻馬車」が運行開始
大分県内有数の観光地である由布院温泉(由布市)で、春の訪れを告げる「観光辻馬車開き」が3月1日、JR由布院駅前で行われました。この辻馬車は、12月末まで運行され、地域の観光シーズンを彩ります。
復興の歴史を伝える伝統的な観光手段
辻馬車は、1975年に発生した県中部地震からの復興を記念し、街の姿を観光客に発信する目的で始まりました。JR由布院駅を起点に、田園風景や雄大な由布岳を望む約4キロのコースを、約1時間かけて巡ります。運行は1日8便程度を予定しており、地元の魅力をゆったりと楽しむことができます。
開会式で地元関係者が熱い思いを語る
開会式では、神事の後、由布院温泉観光協会の太田慎太郎会長(45)が挨拶を行いました。太田会長は「農村地帯を巡る辻馬車に乗って、観光のおもしろさを感じてほしい」と述べ、地域の観光振興への期待を込めました。その後、関係者や地元の子どもたちを乗せた2台の馬車が、街中にひづめの音を響かせながら出発しました。
初めての体験に園児が笑顔を見せる
初めて辻馬車に乗ったという由布院幼稚園の園児(6歳)は、乗車後に「馬が思ったよりも速くて、風が気持ちよかった」と感想を語り、顔をほころばせました。このような子どもたちの喜びの声が、地域の春の風物詩に新たな彩りを添えています。
料金と問い合わせ先の詳細
辻馬車の料金は、中学生以上が2500円、4歳から小学生が1800円となっています。詳細な情報や予約については、由布市ツーリストインフォメーションセンター(電話:0977-84-2446)にお問い合わせください。この伝統的な観光手段を通じて、由布院温泉の春の魅力を存分に味わうことができます。



