福島県相馬市の鵜ノ尾岬に、28日「松川浦恋人岬」展望台がグランドオープンする。相馬商工会議所が、縁結びの観音像が祭られる岬の高台にハート形のシンボルモニュメントなどを設置。雄大な太平洋と松の緑が織り成す絶景も楽しめるデートスポットとしてカップルらにアピールし、市内の観光周遊につなげる狙いだ。
展望台の詳細と見どころ
モニュメントのほか、ベンチやぶらんこ、案内板などが新設された。モニュメントは鏡面仕上げで、愛を誓い合うベルがつり下げられている。砂利が敷かれた高台の広場からは右手に松川浦、左手に太平洋を見渡せる。撮影にも最適な写真映えスポットに生まれ変わった。
周辺の観光資源
付近一帯は松川浦県立自然公園に指定され、東北の太平洋岸を縦断する自然歩道「みちのく潮風トレイル」のルートにも含まれる。太平洋と松川浦に挟まれた5キロの直線道路「大洲松川ライン」はツーリングにおすすめ。松川浦大橋や県沖で水揚げされた「常磐もの」を取り扱う浜の駅松川浦などもあり、観光客に周遊してもらい長期滞在を促す。
今後の計画
今後は遊歩道など周辺環境を整備する計画。「松川浦恋人岬」を商標登録し、グッズ販売も目指す。同商議所の草野清貴会頭は「(県指定史跡の)中村城跡など相馬は浜以外にも観光資源が豊富。まちなかまで足を延ばすきっかけをつくることで、市全体の観光業の底上げを図りたい」と語る。28日は現地でオープニングセレモニーを行う。
写真募集も実施
相馬商工会議所は展望台オープンを記念し、5月1日から、日本百景にも数えられる松川浦県立自然公園の絶景と「大切な人との絆」をテーマにした写真作品を募集する。最優秀賞1点などを決めて表彰する。締め切りは7月末。問い合わせは同商議所(電話0244・36・3171)へ。



