長崎・観月の「ごまどうふ」:濃厚なゴマの風味が口の中に広がる郷土の逸品
わらび餅のようなもちもちとした食感の後に、濃厚なゴマの風味と甘みが口の中で広がっていく。地元では「ごまプリン」との異名も持つごまどうふは、長崎県長崎市脇岬町にある「観月」の看板商品だ。
歴史と特徴
ごまどうふは、17世紀に中国から長崎に渡来した黄檗宗の開祖・隠元禅師が伝え、郷土料理として広がったとされる。一般的なごま豆腐とは異なり、砂糖を使うのが特徴で、観月のごまどうふはその甘さから「ごまプリン」とも呼ばれて親しまれている。
こだわりの製法
風味を残しつつ苦みをなくすため、皮を取った特注のいりゴマを仕入れ、時間をかけて練り込み、でんぷん粉や水と合わせている。伝統の「田舎風ごま豆腐」は、きな粉や黒蜜をかけてデザートとしても楽しめる。また、甘さ控えめの「金ごま豆腐」、抹茶風味の「抹茶ごま豆腐」も用意されている。
観月・3代目代表のコメント
「観月」の3代目代表、吉田太郎さんは「栄養満点で温めても冷やしても楽しめます。しょうゆをかけるなどいろんなアレンジがありますが、まずはそのまま味わうのがお薦めです。長崎ならではの甘さを多くの人に楽しんでもらいたいです」と話す。
お取り寄せ情報
各種1個230円。3種6個セット1400円(税込み、送料別)。注文はホームページなどで。
全国各地の郷土色豊かな味覚。お取り寄せもできる「ふるさとの逸品」を紹介します。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。



