名古屋市中心部の栄地区にそびえる複合高層ビル「ザ・ランドマーク名古屋栄」が、6月11日午前10時に本格開業を迎えた。地上41階、地下4階建てで、高さ約211メートルは栄地区で最も高い建造物となる。延べ床面積は約10万9700平方メートルに及び、三菱地所、J・フロント都市開発、日本郵政不動産、明治安田生命、中日新聞社の5社が共同開発した。
低層階には商業施設「HAERA(ハエラ)」が入り、東海地区初出店の40店舗を含む飲食店やファッションブランドなど、計65店舗が出店。また、栄地区では初の複合映画館(シネコン)となる「TOHOシネマズ名古屋栄」もオープンし、多くの来場者で賑わいを見せた。上層階には高級ホテル「コンラッド名古屋」が7月31日に開業予定で、オフィスフロアは既に入居が始まっている。
開業式典には、三菱地所の中島篤社長や中日新聞社の大島宇一郎社長ら事業者代表、広沢一郎名古屋市長ら地元関係者が出席。中島社長は「このビルと栄の街との往来をつくり、都市の繁栄に寄与していきたい」と抱負を語った。ハエラは事前入場予約制を導入したが、午前8時ごろから開業を待つ人の列ができ、栄地区の新たなにぎわいの象徴として期待が集まっている。



