葵祭の第68代「斎王代」に21歳の大学生が選ばれる
京都三大祭りの一つである「葵祭」のヒロインとなる第68代「斎王代」に、9日、同志社大学4年生の塩見真桜さん(21)=京都市左京区=が選出されました。この発表は葵祭行列保存会によって行われ、塩見さんは5月15日に開催される祭りの行列で、平安装束を身にまとい中心的な役割を担うことになります。
小学生時代から参加、3回目の行列で大役に
塩見さんは小学1年生の時に葵祭の行列に初めて参加して以来、今回で3回目の参加となります。記者会見では、「斎王代の後ろを歩いた時、その姿を見上げて美しいと感じました。このような大役を頂けて大変うれしく、責任感を持って務めたいです」と笑顔で語りました。趣味は美術鑑賞で、高校生の頃から茶道をたしなんでいるという、多彩な一面も明らかにしています。
王朝絵巻さながらの華やかな行列が魅力
葵祭は上賀茂神社と下鴨神社の例祭として知られ、平安時代の王朝絵巻を再現したような華やかな行列が最大の見どころです。行列は京都御所を出発し、下鴨神社を経由して上賀茂神社へと向かう約8キロの道のりを練り歩きます。斎王代はこの行列の中で、優雅な平安装束に身を包み、祭りの雰囲気を引き立てる重要な存在となります。
塩見さんは、「祭りを通じて京都の伝統文化を多くの方に伝えたい」と意気込みを語り、地元京都への愛着も感じさせるコメントを残しました。この選出は、若い世代が伝統行事を継承していく象徴的な事例としても注目されています。



