横手市で約450年の歴史を誇る「かまくら」が開催
秋田県横手市の小正月行事「かまくら」が2月13日、市役所本庁舎前や横手公園など市内4会場で始まりました。この伝統行事は14日まで開催され、暗闇に浮かぶかまくらの幻想的な光景が多くの人々を魅了しています。
歴史ある行事が新たな試みを導入
かまくらは約450年の歴史があるとされる横手市の伝統行事です。今年からはボランティアの参加を促進するため、試験的に「第2金曜日と土曜日」の開催に変更されました。この日程調整により、より多くの地域住民が行事の運営に携わりやすくなることが期待されています。
約60基のかまくらが町を照らす
各会場には合計約60基のかまくらが設置され、日没とともに一つひとつに明かりが灯されました。はんてん姿の子供たちが「入ってたんせ(入ってください)」と観光客を優しく招き入れ、中では温かい甘酒が振る舞われました。
初めて訪れた観光客も感動
神奈川県川崎市から初めてかまくらを訪れた五十川幸治さん(54)と恵さん(55)の夫妻は、「町全体が幻想的で素敵な雰囲気です。かまくらの中は思った以上に暖かく、とても心地よかった」と感激の声を上げました。横手城を背景にしたかまくらの光景は、まさに冬の風物詩として訪れる人々の心に深く刻まれるようです。
この伝統行事は地域の文化を継承するとともに、観光資源としても重要な役割を果たしています。かまくらの中では地域の子供たちと観光客との交流も生まれ、温かい人間関係が築かれる貴重な機会となっています。