WBC第6回大会で米国がイタリアに敗れる 1次ラウンドB組で波乱
野球の国際大会、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は10日、1次ラウンドB組で優勝候補の米国がイタリアに5対8で敗れた。この試合は米国が3勝、イタリアが2勝の状態で迎えられ、イタリアが序盤からリードを築く展開となった。
イタリアが序盤に8点を先行 米国は後半に猛追
イタリアは六回表までに8点を挙げ、米国を大きくリードした。米国は六回裏に1点を返すと、七回裏にはクローアームストロング(シカゴ・カブス)が3点本塁打を放ち、流れを変えようとした。八回裏にも1点を加え、九回裏にはクローアームストロングが2打席連続となるソロ本塁打を打ったが、逆転には至らなかった。
クローアームストロングの活躍にもかかわらず、米国の猛追は及ばず、イタリアが勝利を収めた。この結果、B組の戦いはさらに混迷を深めることとなった。
B組の行方 メキシコ戦の結果が鍵に
B組では現在、メキシコ対イタリアの1試合が残っている。もしメキシコがこの試合に勝利すれば、米国、イタリア、メキシコの3チームが3勝1敗で並ぶ可能性がある。その場合、順位は当該チーム間の対戦における失点率によって決定されることになる。
このため、B組の1次ラウンド突破チームは、最終戦の結果次第で大きく変動する見込みだ。野球ファンの注目は、メキシコ戦の行方に集まっている。
国際大会ならではのドラマが展開
WBCは世界各国の代表チームが参加する野球の祭典であり、今回の米国対イタリア戦のように、優勝候補が敗れる波乱も起こり得る。イタリアの勝利は、国際大会の面白さと予測不可能性を改めて示すものとなった。
米国チームはこの敗戦を糧に、今後の試合で巻き返しを図る必要がある。一方、イタリアはこの勢いを維持し、1次ラウンド突破を目指すことになるだろう。



