1976年モントリオール五輪柔道軽重量級(93キロ)で金メダルを獲得した二宮和弘(にのみや・かずひろ)さんが4日、誤嚥性肺炎と腎不全のため福岡市内の病院で死去した。79歳だった。福岡県出身。
葬儀・告別式は9日午後1時から福岡市中央区桜坂3の1の8、ユウベル積善社福岡斎場桜坂ホールで執り行われる。喪主は妻ひでよさん。
経歴と功績
二宮さんは福岡・博多高校から天理大学に進学。その後、1964年東京五輪中量級覇者の岡野功さんが開いた私塾「正気塾」で技術を磨き、福岡県警に入った。190センチの長身を生かした大外刈りを得意とし、モントリオール五輪では決勝で攻める姿勢が印象的だった。
現役引退後は福岡県警で首席師範を務め、2000年シドニー五輪では審判員として参加。また、九州柔道協会会長などを歴任し、柔道界の発展に貢献した。
柔道界への影響
二宮さんの死去に際し、関係者からは哀悼の意が寄せられている。その功績は後進の柔道選手たちに大きな影響を与えた。



