谷口彰悟、W杯へ「全員のスイッチが入った」まだまだ足りないと引き締め
谷口彰悟、W杯へ「全員のスイッチが入った」

サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3か国大会に臨む日本代表の調整が、本番に向けて熱を帯びてきた。最終ラインのリーダー格である34歳の谷口彰悟(シントトロイデン)は「チーム全員がもう一つ、スイッチが入った。ただ、まだまだ足りない」と気を引き締めた。

異例のキャリアと復活

31歳で迎えた前回カタール大会でW杯初出場を果たした谷口。大会後はカタールへ活躍の場を移し、「ここからどう上がっていこうかと思っていた」と振り返る。連係面よりも個の能力が試される環境で、広範囲をカバーする守備力を磨いた。2024年夏に33歳でベルギーへ渡り、欧州初挑戦。ベテランの域に達してからステップアップする異例のキャリアを描いた。

その年の11月にはアキレス腱を断裂。一時はW杯行きが危ぶまれたが、懸命なリハビリで昨年10月に代表に復帰した。自身を含め守備陣にけが人が相次ぎ、新顔の台頭もあったが、金星を挙げたブラジルとの復帰戦から全試合に出場。その間、チームは全勝と、再び存在価値を示した。

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初戦のオランダ対策

14日の1次リーグ初戦で対戦するオランダは大柄な選手をそろえ、ロングボールやセットプレーが脅威だ。巧みな読みと駆け引きで空中戦に強い谷口の腕の見せどころ。最近の強化試合では決定力不足にあえぐ相手だが、「そこに至るまでの崩しの質、個の能力も含め、やはりレベルが高い」と警戒を強める。

最終ラインは故障明けの冨安健洋、板倉滉(いずれもアヤックス)が復調しつつあり、組み合わせも注目される。「みんなで最後の最後まで、隅々まで意識を合わせ、相手をもっと分析しながら高めていきたい」。どんな状況でも己を高めてきたように、2度目の大舞台へ細部を突き詰める。

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