山形J2クラブ、エスコンが新スポンサーに 最大50億円出資で新スタジアム建設へ
サッカーJ2・モンテディオ山形の新スタジアム建設費の約3分の1にあたる約50億円の調達が白紙になっていた問題で、クラブ運営会社は2月26日、スタジアムの建設・運営を担うモンテディオフットボールパークが、不動産開発会社「エスコン」(東京)と資本提携を結び、最大50億円の出資を受けると発表しました。
資本提携の詳細と今後のスケジュール
運営会社の発表によると、エスコンがクラブ運営会社の株式の98%を取得し、連結子会社とします。運営会社の株式は、3月に予定されるJリーグの承認などを経て、6月30日にエスコンに引き渡される予定です。
これによって、新スタジアムは予定通り、県総合運動公園特設駐車場内に建設され、2028年8月の開業を目指すとしています。
提携の背景と地域への期待
運営会社は「地域ブランディングに貢献する新たなシンボルの創出、交流・関係人口の拡大、持続可能なまちづくりの実現につながる挑戦に共感してくれた」と、エスコンとの資本提携に至った経緯を説明しました。
エスコン側は「山形県が抱える課題を解決し持続可能な地域社会の実現に寄与する『交流・文化発信拠点』の創出を目指す」と述べています。
エスコンの実績と今後の展望
エスコンは、2023年に開業したプロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地「エスコンフィールド北海道」の命名権を取得し、球場の周辺開発にも取り組んでいます。今後は同社が培ってきたまちづくりの経験を生かし、新スタジアム事業を進めるとしています。
過去の経緯と県知事のコメント
スタジアム建設を巡っては、モンテディオフットボールパークが昨年10月、スポンサー企業だったSCOグループ(東京)との支援関係を解消して、SCOが拠出予定だった約50億円が白紙となっていました。
今回の発表に、吉村知事は「新スポンサー決定により、今後、新スタジアム建設事業が着実に進められ、新たなにぎわいの創出などにつながっていくと期待している」とコメントしました。



