泉谷駿介、ハードル技術の進化「刻む」から新たな局面へ 妥協なき挑戦
泉谷駿介、ハードル技術の進化 「刻む」から新たな局面へ

男子110メートル障害で優勝した泉谷駿介(住友電工)の言葉が、関係者の注目を集めた。「これ以上刻むのは無理だと思う。ハードリングに注視する」と語り、技術の転換を示唆した。

「刻む」技術の限界

「刻む」とは、9メートル14のハードル間で素早く小刻みに足を動かす技術だ。泉谷は2023年世界選手権で日本初の入賞を果たすなど、この技術を武器にしてきた。しかし、昨年9月の世界選手権前から悩みを抱えていた。「刻むのが本当に正解なのかな……」と漏らしたことがある。

パリ五輪での課題

悩みの原因は、足を細かく動かそうとすると腰が低くなり、重心を高く保てないことだった。2024年パリ五輪や2025年世界選手権では、その影響でハードルに何度もぶつかり、準決勝で敗退した。

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新たな技術への挑戦

泉谷はこの課題に向き合い、今季からコーチを変更。新たなハードリング技術に取り組んでいる。「やっぱり技術種目なので」と強調し、跳び越える際に前側の足に体重を乗せることで、後ろの「抜き足」をスムーズに前に出す動きに集中。従来の「刻む」スタイルから転換した。

この日のレースではハードルを1台も倒さず、一定の成果を示した。ただし、タイムは13秒38で、日本歴代2位の自己記録には0秒34及ばなかった。「まだ練習と試合のギャップは大きい」と冷静に分析する。

妥協なき姿勢

泉谷の課題解決への妥協なき姿勢は、トップ選手としての誇りを示している。彼は今後も技術向上に励み、世界の舞台で戦う覚悟だ。

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