サッカーワールドカップ(W杯)北中米3か国大会に挑む日本代表から、主将の遠藤航選手(33、リバプール)が離脱することが11日、発表された。オランダとの1次リーグ初戦を3日後に控えたタイミングでの突然の知らせに、選手たちは無念さを隠せなかった。
遠藤主将の離脱、チームに衝撃
遠藤選手は左足の負傷からの復帰を目指して調整を続けていたが、回復が間に合わず、チーム離脱と代表引退を表明した。日本サッカー協会(JFA)の山本昌邦技術委員長は、米ナッシュビルの練習拠点で「メディカルスタッフの報告を受け、森保一監督が最終決断を下した」と説明。「調整を見守ってきたが、本人が一番悔しいと思う」と声を詰まらせた。
チームには練習前のミーティングでこの事実が伝えられ、涙を浮かべる選手もいたという。
新主将・板倉滉の決意
新たに主将を務めるDF板倉滉選手(29、アヤックス)は、「どれだけ覚悟を持ってチームを引っ張ってきたかを隣で見てきた。日本代表のキャプテンとして、このチームを勝たせたい」と強い決意を示した。
MF堂安律選手(27、フランクフルト)は、「航君のために、なんて安易なことは言えない。彼らに託して良かったと思えるよう、結果で示すしかない」と誓いを立てた。
日本代表は12日、オランダとの初戦を迎える。新体制での戦いが注目される。



