丸山希、メダル逃すも晴れやか笑顔「すがすがしく終われた」 ミラノ・コルティナ五輪
丸山希、メダル逃すも晴れやか笑顔「すがすがしく終われた」

丸山希、メダル逃すも達成感に満ちた表情で五輪を終える

ミラノ・コルティナオリンピックは15日、スキージャンプ女子個人ラージヒルが行われ、日本代表の丸山希(北野建設)が8位でメダルを逃した。丸山は1回目に128メートルを飛び、首位と15点差の7位につけたが、2回目は125メートルに終わり、総合257.0点で表彰台を逃した。不規則な風が飛躍に影響し、逆転のチャンスを失った形だ。

不規則な風と技術的な課題がメダル獲得を阻む

丸山は1回目で好調な飛躍を見せ、メダル圏内に迫る位置につけた。しかし、2回目では今季の躍進を支えた足の裏全体に体重を乗せる助走に失敗し、飛距離が伸びなかった。ノーマルヒルからラージヒルに舞台が変わって以降、練習で手応えのある飛躍がなかなか出ず、初出場の五輪で「気が張り詰めていたのもあった」と心境を明かした。

他の日本選手も苦戦し、伊藤有希(土屋ホーム)が14位、勢藤優花(オカモトグループ)が15位、高梨沙羅(クラレ)が16位と、メダル獲得には至らなかった。風の条件が厳しく、全体的に安定したパフォーマンスが難しかったようだ。

悔しさを超えた達成感と4年後の再戦への意欲

メダルを逃したものの、丸山はインタビューで晴れやかな笑顔を見せた。「悔しさもあるけど、こんなにすがすがしく終われると思っていなかった」と語り、個人ノーマルヒルと混合団体で銅メダルを獲得したことに加え、重圧の中でやり切った達成感を強調した。

さらに、「4年後この舞台に戻ってきて、またみんなと戦いたい」と、次のオリンピックへの意欲を表明。初めての五輪で経験を積み、成長を実感する姿が印象的だった。

この大会を通じて、丸山は技術的な課題を認識しつつも、精神的な強さを発揮。冬季オリンピックの舞台で、日本選手の健闘をアピールする結果となった。