ミラノ・コルティナ五輪 スピードスケート女子チームパシュート、日本は2大会ぶり金メダルを狙う
ミラノ五輪 スピード女子チームパシュート、日本が金メダルを狙う

ミラノ・コルティナ五輪 スピードスケート女子チームパシュート、日本が2大会ぶり金メダルを狙う

2026年ミラノ・コルティナオリンピックのスピードスケート競技において、団体追い抜き(チームパシュート)と呼ばれる種目が行われる。日本女子チームは、この種目で金メダルを獲得する有力候補として期待が高まっている。本記事では、チームパシュートのルールや戦術、日本チームの過去の実績と今大会への展望を詳しく紹介する。

チームパシュートの基本ルールと戦術の進化

チームパシュートは、英語で「追いかける」を意味するパシュート(pursuit)に由来し、3人1組のチームが縦一列で滑り、3人目がゴールラインを通過したタイムを競う種目だ。2006年トリノ大会から正式種目として採用され、男子は8周(3200メートル)、女子は6周(2400メートル)で行われる。

従来は、風の抵抗を受ける先頭を交代しながら体力を温存する戦術が主流だったが、近年では「プッシュ」と呼ばれる、前の選手のお尻を押しながら滑る方法が広がりつつある。先頭交代の回数を減らし、両戦術を組み合わせるチームもあり、チームワークと戦略が勝敗の鍵を握る。

日本女子チームの輝かしい実績と北京大会での悔しい転倒

日本女子チームは、2010年バンクーバー大会で銀メダルを獲得し、2018年平昌大会では金メダル、前回の北京大会では銀メダルと、計3度表彰台に上がっている。北京大会の決勝では、最終コーナーまでカナダをリードしていたが、3番手を滑っていた高木菜那選手の転倒により、連覇を逃すという悔しい結果となった。

現在、日本チームは高木美帆選手、佐藤綾乃選手、野明花菜選手を中心に編成されており、2025年11月のワールドカップ初戦で優勝するなど、好調を維持している。この実績から、今大会での金メダル獲得が強く期待されている。

男子チームの現状と今後の展望

一方、男子チームの過去最高成績は、平昌大会での5位となっている。今大会では、女子チームの活躍に刺激を受け、上位進出を目指す動きが注目される。チームパシュートは、準決勝から勝ち抜き戦となり、タイムと戦術の両面で熾烈な競争が予想される。

ミラノ・コルティナ五輪では、日本女子チームが2大会ぶりの金メダルを狙い、男子チームも新たな歴史を刻む可能性を秘めている。ファンは、一糸乱れぬ滑りとチームワークに期待を寄せている。