ミラノ・コルティナ五輪でノルウェーのクレボが冬季最多9個目の金メダルを獲得
ミラノ・コルティナオリンピックは15日、各地で競技が行われ、ノルディックスキー距離・男子30キロリレーでノルウェーのヨハンネスヘスフロト・クレボ(29)が優勝しました。この勝利により、クレボは冬季オリンピックで史上単独最多となる通算9個目の金メダルを獲得し、新たな歴史を刻みました。
圧倒的な強さで五輪デビューから頂点へ
クレボは2018年の平昌五輪に21歳で初出場し、男子スプリント・クラシカルなどで三つの金メダルを獲得して鮮烈なデビューを飾りました。2022年北京五輪では2種目を制覇し、世界選手権でも個人と団体合わせて15度の優勝を果たすなど、常に圧倒的な強さを誇ってきました。
「クレボ・ステップ」と呼ばれる独特の走法が武器
クレボの最大の特徴は、「クレボ・ステップ」と呼ばれる上り坂での走法です。膝を高く上げて駆け上がる、まるで走っているかのような力強い滑走で、他の選手の追随を許しません。この独自の技術が、彼の勝利に大きく貢献しています。
今大会では、男子10キロフリーなどでも優勝し、15日のリレーで四つ目の金メダルを獲得しました。これにより、クレボは「史上最高のスキーヤー」との評価を確固たるものにしました。
記者会見でのコメントと今後の意欲
15日の記者会見で、クレボははにかんだ笑顔を見せながら「最高の気分です。成し遂げたことに誇りを感じ、チームと一緒にこの瞬間を迎えられたことも特別です。でもまだ実感はありません」と語りました。一方で、すぐに「ただこれで終わりではありません。さらに強くなって戻ってきたいです」と意欲を燃やし、18日の男子団体スプリント・フリーへの出場にも前向きな姿勢を示しています。
距離王国ノルウェーが生んだ申し子であるクレボの勢いは、今後も続きそうです。彼のさらなる活躍から、目が離せません。