新潟出身の若きスノーボーダーが五輪舞台で輝く
ミラノ・コルティナオリンピックのスノーボード女子ハーフパイプ決勝が、現地時間2月12日に開催されました。この大会で、新潟県から出場した2人の選手が健闘を見せ、大きな注目を集めています。
16歳の工藤璃星選手が初五輪で堂々の5位入賞
開志創造高等学校(新潟市中央区)に在籍する工藤璃星選手(16)は、初めてのオリンピック決勝の舞台に立ちました。1回目の演技を着実にこなした後、2回目も堂々とした滑りを披露し、81.75点を獲得して5位に入賞しました。観戦した同校の藤本洋則校長は、「チャレンジしていく姿勢を見せてくれた。勇気を与えてくれたことに感謝したい」と、その活躍を称えています。
冨田せな選手が逆境を乗り越えて9位に
妙高市出身の冨田せな選手(26)は、2大会連続のメダル獲得が期待される中、1回目の演技で転倒するアクシデントに見舞われました。しかし、2回目の演技ではミスを修正し、68.25点をマークして9位に入りました。母校の国際スノーボード&スケートボード専門学校(妙高市)では、13日未明に関係者ら約40人が集まり、固唾をのんで競技を見守りました。同校の2年生(20)は、「後輩として誇らしい滑りだった。笑顔で終えている姿を見てホッとした」と、胸をなで下ろす様子が伝えられています。
地元新潟から温かい声援が寄せられる
県内では、関係者やファンが2人の健闘をたたえ、遠いイタリアの地へ温かい声援と拍手を送りました。特に冨田選手の母校では、深夜にもかかわらず多くの人々が集まり、その一挙手一投足に熱い視線を注ぎました。このように、地元コミュニティの支えが選手たちの力強い後押しとなったことが窺えます。
今回の結果は、新潟県がスポーツ人材の育成に力を入れている証左とも言えるでしょう。若手の工藤選手と経験豊富な冨田選手の活躍は、今後のスノーボード界に新たな風を吹き込むことでしょう。関係者らは、今後も2人の成長とさらなる飛躍に期待を寄せています。