ミラノ・コルティナ五輪 清水さら16歳、日本女子最年少メダルまであと1点の涙
ミラノ・コルティナオリンピックは12日、スノーボード女子ハーフパイプ決勝が行われ、日本からは小野光希が銅メダルを獲得した。一方、初出場の16歳・清水さらは4位に終わり、表彰台までわずか1点届かず、冬季五輪における日本女子最年少メダリストの記録更新はならなかった。清水は試合後、涙を浮かべて悔しさをにじませた。
大技成功も「周りの空気にのまれた」
清水さらは決勝で、女子では使い手が少ない難易度の高い技「ダブルコーク1080」に挑戦。1回目と2回目で失敗した後、3回目で見事に成功させ、会場を沸かせた。その後も流れるようなつなぎで演技を続け、ガッツポーズを披露するなど、力強い滑りを見せた。
しかし、清水はインタビューで「本番になると周りの空気にのみ込まれちゃった」と心境を明かし、五輪を見据えて磨いてきた大技が十分に発揮できなかったことを悔やんだ。この結果について、「メダルにあと一歩届かなかったのは悔しい」と語り、雪辱を誓う姿勢を示した。
日本勢の活躍と今後の展望
同種目では、小野光希が85.00点で銅メダルを獲得し、前回北京大会で銅メダルを取った冨田せなに続く、日本勢2大会連続のメダルとなった。優勝はチェ・ガオン(韓国)が90.25点で飾り、3連覇を狙ったクロエ・キム(米国)は88.00点で2位に終わった。
日本勢の結果は、清水さらが4位、工藤璃星が5位、冨田せなが9位と、複数の選手が上位に入る健闘を見せた。清水は「この悔しさをバネに、次の五輪も目指そうと思っている」と述べ、未来への意欲を語った。若きアスリートの成長が、今後の冬季オリンピックでの日本勢の活躍に期待をかける。