ミラノ・コルティナ五輪でカザフスタン初の男子フィギュア金メダル、シャイドロフが大逆転勝利
2026年ミラノ・コルティナオリンピックは2月13日、フィギュアスケート男子フリーが行われ、カザフスタンのミハイル・シャイドロフがショートプログラム5位から逆転優勝を果たした。この金メダルは、カザフスタンにとってフィギュアスケート男子種目で初の快挙となった。
日本勢は銀と銅を獲得、5大会連続のメダルに
ショートプログラム2位だった鍵山優真(オリエンタルバイオ)は、フリーで176.99点、合計280.06点を記録し、銀メダルを獲得した。これは彼にとって2大会連続の銀メダルである。一方、佐藤駿(エームサービス)はフリーで186.20点、合計274.90点で銅メダルを手にした。
この結果、日本勢はフィギュアスケート男子種目で5大会連続のメダル獲得を達成し、さらに3大会連続で2人が表彰台に上がるという記録を更新した。ショートプログラム首位のイリア・マリニン(米国)は失速して8位に終わり、三浦佳生(オリエンタルバイオ)は13位だった。
シャイドロフの圧巻の演技と自己ベスト更新
ミハイル・シャイドロフは、演技の冒頭でダイナミックなトリプルアクセルと4回転サルコーの連続ジャンプを成功させるなど、勢いに乗った。途中でミスもあったものの、次々と4回転ジャンプを着氷させ、大崩れする選手が多い中で安定感を発揮した。
彼は自己ベストを塗り替える198.64点の高得点をマークし、合計291.58点で逆転優勝を決めた。試合後、シャイドロフは「実感がまだわかない。美しい演技でカザフスタンのフィギュアの成長ぶりを示すのが目標だった」と語り、誇らしげに胸を張った。
この勝利は、カザフスタンのフィギュアスケート界にとって歴史的な瞬間となり、国際舞台での存在感を大きく高めるものとなった。