福島の12歳スノーボーダー野崎紗希さん、プロ資格獲得で五輪メダルを目指す
12歳スノーボーダー野崎紗希さん、プロ資格獲得で五輪へ

12歳のスノーボーダーがプロ資格を獲得、五輪メダルを目指す

猪苗代町の野崎紗希さん(12)=猪苗代中1年=が今春、日本スノーボード協会(JSBA)のプロ登録資格を取得した。これは、福島県内で唯一の中学生プロとして、来季から有力選手と渡り合うことを意味する。野崎さんは「活躍できる選手になりたい」と意気込み、さらに「技術を磨き、五輪でメダルを取れる選手になる」と決意を新たにしている。

3歳から始めたスノーボード、家族の背中に憧れて

野崎さんがスノーボードを始めたのは3歳の頃。父の裕二さん(51)、母の美奈さん(46)、姉の愛泉(あみ)さん(15)の姿を見て、競技の魅力に取り付かれたという。「最初は追い付くのに必死だったけど、かっこいい技を決めるのが楽しくなっていった」と振り返る。家族の影響で、幼い頃からスノーボードに親しんできた背景がうかがえる。

プロ資格獲得までの道のり:厳しい練習と挫折を乗り越えて

プロ資格を得るには、JSBAの全日本選手権で上位3位以内に入ることが条件だ。野崎さんは冬季には星野リゾートネコママウンテン北エリア(旧猫魔スキー場)で、オフシーズンも宮城県や岩手県の施設で練習を重ねてきた。しかし、小学5年時には練習中に右肩を骨折し、上位入賞を目指したものの思うような結果を残せなかった。この挫折を経験しながらも、彼女は諦めずに努力を続けた。

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全日本選手権での奮闘:苦戦を乗り越えプロ資格を獲得

南会津町で3月に開かれた全日本選手権では、初日のスロープスタイルで5位と苦戦した。それでも、第2日のビッグエアでは1回転半の「フロントサイド540」や「キャブ540」を確実に決め、3位に入賞。これにより、念願のプロ資格を獲得した。この勝利は、彼女の粘り強い練習と技術向上の成果と言える。

目標は鈴木萌々選手、国内大会での勝利を目指す

野崎さんが目標とするのは、ミラノ・コルティナ冬季五輪女子スロープスタイル・ビッグエアに出場した鈴木萌々選手(キララクエスト)だ。鈴木選手とは宮城県の施設で一緒に練習を重ねる仲であり、彼女から多くの刺激を受けている。夢舞台に向けて、まずは国内大会での勝利を目指す。野崎さんは「筋力や技術を鍛え、かっこいい滑りを見せる。自分を見て、競技を始める人が出ればうれしい」と期待を膨らませている。

今後、彼女の活躍がスノーボード界に新たな風を吹き込むことが期待される。若きプロスノーボーダーの挑戦は、これからも注目を集めそうだ。

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