荒川区の妖怪大福が笑顔を呼ぶ!和洋菓子EDO USAGIの魅力と地域貢献
妖怪大福が笑顔を呼ぶ!荒川区の和洋菓子EDO USAGI

日暮里の妖怪大福がもたらす笑顔と地域の絆

東京都荒川区の日暮里駅近くに位置する和洋菓子EDO USAGIでは、愛嬌たっぷりの妖怪大福が訪れる人々の心を掴んでいます。このユニークなスイーツは、単なる美味しさを超え、地域社会との深い結びつきを体現しています。

かわいらしい妖怪たちの誕生秘話

妖怪大福は、2012年1月から販売が開始されました。そのコンセプトは「谷中の墓地からやってきた、食いしん坊な妖怪」というユニークな設定です。株式会社大藤の社員と和菓子職人の協力によって生み出され、和菓子をより身近に感じてもらいたいという願いが込められています。

森田麻友さんによれば、製造において最も難しいのは黒胡麻で作る目の位置です。バランスが悪いととぼけた顔になってしまうため、職人たちは細心の注意を払っています。また、使用するイチゴは地域のフルーツ屋から仕入れており、一つひとつの形や大きさが異なるため、それぞれの妖怪大福が独自の表情を持っています。

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多様なバリエーションと隠された工夫

妖怪大福はイチゴを皮切りに、アンズ、ブドウ、キウイ、シナモンアップルなど、季節に応じた果物バリエーションが豊富に展開されています。さらに、さくら餅や柏餅、水大福なども妖怪化され、常に新しい発見が楽しめます。

見た目のかわいさだけでなく、生地にはコラーゲンが練り込まれ、白餡には練乳が忍ばせるなど、味わいにもこだわりが感じられます。多い日にはイチゴの妖怪大福だけで300個も製造されるという人気ぶりです。

イートインで広がる楽しみ

令和4年(2022年)の店舗リニューアルにより、EDO USAGIにはイートインコーナーが設けられました。ここでは、フルーツたっぷりのあんみつ(730円)に水大福の妖怪が乗るなど、店内限定メニューも楽しめます。お茶は茶釜で沸かしたお湯で淹れられ、緑茶、ほうじ茶、紅茶が各220円で提供されています。

インスタグラムなどのSNSで写真映えするとして話題を呼び、遠方から訪れる客も少なくありません。月に一度は荒川区主催の「モノづくり体験スポット」として、妖怪大福や練り切りの制作体験も開催されています。

地域社会との深い関わり

EDO USAGIを運営する株式会社大藤は、昭和29年(1954年)からお土産菓子の開発や卸しを行ってきました。同社は「食を通じて社会課題を解決する」という理念を掲げ、フードロス削減にも積極的に取り組んでいます。

例えば、妖怪大福に使えなかったイチゴは冷凍保存し、かき氷のシロップやイチゴ餡のピューレとして再利用されます。また、令和2年(2020年)には、包装紙が傷ついているなどの中身に問題ない商品を割安で販売する「オイシイミライMARKET」を開設し、地域住民から好評を博しています。

さらに、完熟で販売ルートに乗せられない野菜をドレッシングに加工したり、桜エビのヒゲやシッポをせんべいに活用したりと、地域の商品開発にも貢献しています。

街の魅力を彩る存在へ

EDO USAGIは日暮里駅から徒歩4分の場所に位置し、下町の風情を残すエリアにあります。国内外から妖怪大福を求めて訪れる観光客がいる一方で、地元住民にとっては気軽に立ち寄れる「近所のお菓子屋さん」として親しまれています。

妖怪大福の圧倒的なかわいさは、単なるスイーツを超え、街の魅力の一部となっています。お菓子に「食べる楽しさ」をプラスするという理念が、笑顔と地域の絆を生み出しているのです。

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