プロボクシングの世界スーパーバンタム級主要4団体タイトルマッチが2日、東京ドームで開催される。4団体統一王者の井上尚弥(33)=大橋=が、元3階級王者で挑戦者の中谷潤人(28)=M.T=と対戦するメインイベントは、32戦全勝の日本選手同士の一戦で、「世紀の一戦」と呼ばれている。ゴングは21時過ぎの予定だ。
井上拓真が井岡一翔に完勝
それに先立って行われた世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチでは、井上尚弥の弟で王者の井上拓真(30)=大橋=が、元4階級王者で挑戦者の井岡一翔(37)=志成=を判定3―0(118―108、119―107、120―106)で破り、初防衛に成功した。井上拓真は2、3ラウンドにダウンを奪い、ボクシング界で「レジェンド」と称される井岡に完勝した。井岡は日本男子初の5階級制覇をかけて臨んだが、及ばなかった。
世紀の一戦の詳細
この興行は、NTTドコモの動画配信サービス「Lemino(レミノ)」が、PPV(ペイ・パー・ビュー=番組ごとに課金して視聴する仕組み)で国内独占配信している。井上尚弥と中谷潤人の対戦は、両者ともに無敗の日本選手同士ということもあり、世界的な注目を集めている。井上尚弥はこれまでに4団体統一を達成し、その圧倒的な強さで知られる。一方、中谷潤人は3階級を制した実力者で、今回の挑戦に意気込んでいる。
前座の試合では、井上拓真が井岡一翔を相手に圧倒的なパフォーマンスを見せた。井上拓真は2ラウンドに左フックでダウンを奪い、3ラウンドにも再びダウンを追加。その後も優位に試合を進め、大差の判定勝ちを収めた。井岡は終盤に巻き返しを図ったが、井上拓真の防御を崩せず、初防衛を許した。
井上尚弥の試合は、今後のボクシング界の行方を左右する一戦とされており、ファンの期待は最高潮に達している。両選手の戦績やスタイルの違いから、専門家の間でも予想が分かれている。試合は21時過ぎにゴングが鳴り、熱戦が繰り広げられる見込みだ。



