民間組織「未来を選択する会議」が人口問題白書を発行、52年ぶりの「人口」白書
民間組織が人口問題白書を発行、52年ぶりの人口白書 (27.03.2026)

民間組織が人口問題白書を発行、52年ぶりの「人口」タイトル白書

日本社会の急速な人口減少に正面から向き合うため、経済界や労働界、地方自治体の関係者、学識者らで構成される民間組織「未来を選択する会議」が、2025年版の「人口問題白書」を発行しました。この白書は、「人口」をタイトルに掲げるものとして、政府の審議会が1974年に「人口白書」を発行して以来、実に52年ぶりのことであり、民間組織による発行は初めての試みとなります。

白書の構成と内容の詳細

冊子として発行された白書はA4判で339ページに及び、3部構成で編集されています。第1部では、日本の人口動向と関連する政策の動きを体系的に整理し、現状を分かりやすく伝えています。第2部では、全世代を対象とした意識調査の結果を速報として掲載し、国民の声を反映させました。

さらに、全分量の約半分を占める第3部では、さまざまな分野から87人の有識者が寄稿し、多角的な視点から人口問題への提言を展開しています。この白書は同会議のウェブサイトにも掲載され、広く一般に公開されています。

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記者会見での共同代表のコメント

3月27日に東京都千代田区で開かれた記者会見で、共同代表を務める増田寛也・元総務相は次のように語りました。「民間から出すこの白書を、公共性と信頼性の高いものにしていきたいと考えています。政策を練り上げる際や、地域で議論を深める時に、間違いなく意味のある資料となることを目指しています。」

増田氏は、人口減少が社会全体に与える影響を強調し、官民連携による対策の重要性を訴えました。会議メンバーの五十嵐智嘉子氏も出席し、具体的な政策案について言及しました。

背景と今後の展望

この白書の発行は、日本の少子化と人口減少が加速する中で、民間の立場から積極的な提言を行うことを目的としています。政府の審議会による前回の「人口白書」から半世紀以上が経過し、社会情勢や技術の進歩に合わせた新たなアプローチが求められています。

「未来を選択する会議」は、この白書を基に、政策立案者や地方自治体、一般市民との対話を促進し、持続可能な社会の構築に貢献したいとしています。人口問題は教育、社会保障、経済成長など多岐にわたるため、包括的な議論が不可欠です。

この取り組みは、民間組織が社会課題に主体的に関わる好例として、今後の活動に注目が集まっています。人口減少への対応は待ったなしの課題であり、官民一体となった対策が急務となっています。

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