佐賀市給食センター火災、回転釜の油加熱放置が原因と判明
佐賀市給食センター火災、油加熱放置が原因

佐賀市の給食センターで火災発生、原因は油加熱中の放置

佐賀市の川副学校給食センターで今年2月に発生した火災について、市教育委員会は3月27日、詳細な原因を明らかにしました。調査によると、調理を委託された業者の担当者が、回転釜で油を加熱したまま約30分間にわたり放置したことが火災の直接の原因だったとされています。市教委はこの事態を受け、委託業者に対して調理上の注意点や危険性に関する指導と教育を徹底するよう強く求めました。

火災の経緯と現場の状況

火災は2月25日午前8時半過ぎに発生しました。当時、調理担当者の女性が揚げパンを作ろうとして、油を入れた回転釜に蓋をして着火した後、約30分間別の作業に従事していました。決められた作業工程では、釜から離れずに油の温度管理を行うことが義務付けられていたにもかかわらず、この手順が守られなかったのです。その後、釜から煙が上がっていることに気づいた担当者が蓋を開けると、爆発音とともに高さ40~50センチの炎が噴き上がりました。現場では、火災により回転釜が黒く焼け焦げる被害が出ています。

さらに問題点として指摘されたのは、使用された回転釜が煮炊き用であり、揚げ物調理に使用することはメーカーが推奨していなかったことです。この不適切な器具の使用が、火災のリスクを高めた可能性があります。

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今後の対応と復旧計画

川副学校給食センターは、佐賀市内の5つの小中学校の給食を調理していましたが、火災の影響により、新年度の1学期は別の給食施設で調理を行う予定です。市教育委員会は、遅くとも2学期からは同センターでの調理を再開できるよう、現在復旧作業を急ピッチで進めています。安全対策の見直しと再発防止に向けた取り組みが、今後の課題として浮き彫りになりました。

この火災は、給食調理における安全管理の重要性を改めて問いかける事例となりました。市教委は、委託業者との連携を強化し、類似の事故が起こらないよう万全の対策を講じる方針です。

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