大雪で東北新幹線が運転見合わせ、福島県内で交通網が混乱し停電も発生
大雪で東北新幹線運転見合わせ、福島で交通混乱と停電

大雪が福島県の交通網を麻痺させ、新幹線運休や停電が相次ぐ

3日から4日にかけて降り続いた大雪の影響で、福島県内では交通網が大きく乱れ、大規模な停電も発生しました。この悪天候により、日常生活や移動に支障をきたす事態が広がりました。

東北新幹線が運転見合わせ、約2万8千人に影響

JR東日本によると、二本松市で倒木による架線停電が発生し、4日午前5時50分ごろから東北新幹線の東京―盛岡間上下線で運転を見合わせました。この影響で、計18本の列車が運休し、計27本が最大3時間9分遅れるなど、約2万8千人の利用客に影響が及びました。JR福島駅では、多くの利用客が足止めとなり、駅構内は混雑しました。

友人と静岡県に旅行に行く予定だった福島市の福島医大2年生(20歳)は、「少し遅れる程度だと考えていたので、運がないなと思った」と話し、運転再開を待ち続けました。このように、予定が狂った利用客の声が多く聞かれました。

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在来線や高速道路でも混乱が広がる

在来線では、只見線の会津若松―只見間で終日運転を取りやめ、東北線、水郡線、磐越東線、常磐線でも一部列車に運休や遅れが生じました。高速道路では、東北道の矢吹―白河インターチェンジ(IC)間上り線で倒木の撤去などのため一時通行止めになり、10台以上の車が倒木に接触し、サイドミラーが破損するなどの被害を受けました。

県警によると、3日から4日にかけて、スリップが原因とみられる物損事故などが100件以上発生しました。福島市松川町の東北道では、午前6時半ごろ、30代男性の乗用車がスリップし横転する事故が起き、男性と同乗者2人はいずれも軽傷とみられています。この影響で、福島西―二本松IC間上り線が一時通行止めになりました。

空港便にも影響が及び、停電が発生

福島空港の大阪線では、3日に2便に影響が出ました。福島発伊丹行きの全日空1698便は欠航し、福島発伊丹行きのアイベックス82便・全日空3182便は約4時間半遅れで出発し、関西国際空港に行き先を変更しました。計100人が予約していた便が混乱しました。

さらに、二本松市の東和支所では、4日午前5時から同10時25分ごろまでの間、雪の影響とみられる停電が発生しました。一時、非常用電源で最低限の照明と電源を確保し、業務を行ったと報告されています。

今後の運休予報も発表

JR東は4日、強風予報に伴い、5日の磐越西線郡山―会津若松間上下線と常磐線いわき―仙台間特急ひたちの一部列車を運休すると発表しました。このほかの各路線でも、運休や遅れが生じる場合があると警告しており、引き続き注意が必要です。

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