群馬県高崎市、可搬式ベビーケアルーム導入 女性目線で避難所改善へ
群馬県高崎市、可搬式ベビーケアルーム導入 女性目線で避難所改善

高崎市、可搬式ベビーケアルームを導入

群馬県高崎市は本年度、災害時に女性や乳幼児が安心して避難所を利用できるよう、移動可能な可搬式ベビーケアルーム6台を導入した。これらの個室は施錠可能な完全個室型で、授乳やおむつ交換、着替えなどの際にプライバシーと安全を確保することを目的としている。

市はこれまでも女性目線での防災対策や避難所環境の改善に取り組んでおり、今回の導入はその一環である。個室内には、体重測定やおむつ交換台としても使用できるソファ、送風口、動画などを配信するモニターが備えられている。平時は支所などの公共施設で利用され、災害時には避難所に移動される。

高崎市吉井町の吉井支所には5月27日に設置され、同町在住の高校教諭、福田麻衣さん(31)は次女の彩桜ちゃん(生後1カ月)を抱いて室内を体験した。福田さんは「個室なので落ち着いて授乳できると感じた。災害時の避難所では、ただでさえ日常と変わって不安でいっぱいになると思うので、すごく心強い」と笑顔で語った。

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その他の避難所改善設備

市はベビーケアルームのほかにも、水を使わずに特殊な防臭フィルムで排せつ物を1回ごとに密封できる自動ラップ式トイレ31台、簡単に組み立て可能な段ボールベッド446台、プライバシー空間を確保できるパーティションテント125台を導入した。さらに、孤立集落対策として発電機29台、非常用浄水器10台を配備する。これらの購入費は総額約5千万円で、半額は国の地域未来交付金で賄われる。

富岡賢治市長は「能登半島地震が教訓になった。女性目線で整備を進めることは重要だ」と述べた。

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