群馬県上野村で山林火災発生、51ヘクタール焼損も避難指示は解除
群馬県上野村乙母で3月21日に発生した山林火災は、22日までに約51ヘクタールを焼損し、プレハブ小屋1棟が全焼する被害をもたらした。県や自衛隊、防災ヘリコプターによる消火活動が続けられているが、火元西側に住んでいた9世帯10人への避難指示は同日中に解除された。現時点でけが人の報告は確認されていない。
自衛隊と防災ヘリが連携した消火活動を実施
群馬県によると、22日には自衛隊のヘリコプター2機が投入され、上空から散水を行うなど消火活動を継続した。さらに、群馬県と埼玉県の防災ヘリも協力し、火災現場への散水を実施している。現場では白煙が上がる状況が続いており、関係機関は総力を挙げて鎮火を目指している。
乾燥注意報が出ていた地域で発生
前橋地方気象台の情報によれば、上野村では3月20日以降、乾燥注意報が発令されていた。空気の乾燥が火災の拡大に影響を与えた可能性が指摘されており、気象条件への注意が呼びかけられている。火災の原因については現在も調査が進められている。
避難指示は解除されたものの、住民への注意喚起を継続
上野村は22日、火元の西側に住む9世帯10人に対して発令していた避難指示を解除した。しかし、火災現場周辺では依然として消火活動が行われており、住民に対しては引き続き警戒を怠らないよう呼びかけている。プレハブ小屋1棟が全焼したほか、山林への被害が広範囲に及んでいることから、復旧作業には時間を要する見込みだ。
今回の山林火災は、春先の乾燥期における防火対策の重要性を改めて浮き彫りにした。関係当局は、類似の火災が他地域で発生しないよう、注意を促すとともに、消火活動の徹底を図っている。



