山梨県内初の快挙!都留第二中学校がISS国際認証を取得 安全な学校づくりで全国モデルに
山梨初!都留第二中がISS国際認証 安全な学校づくりで成果

山梨県内で初の快挙 都留第二中学校がISS国際認証を取得

安全な学校づくりに積極的に取り組んでいる山梨県都留市の都留第二中学校が、このほど県内で初めてインターナショナルセーフスクール(ISS)国際認証を取得した。生徒たちが主体となって約2年半にわたって活動を続けた結果であり、校内事故の認知率を30%から15%に半減させるなど、具体的な成果を上げている。

ISS認証とは何か

インターナショナルセーフスクール(ISS)は、心身のけがや、その原因となる事故やいじめを予防することで、安全で健やかな学校環境の構築を目指す国際的な取り組みである。認証を取得するためには、以下の8項目の指標を満たす必要がある。

  • 教師・生徒・保護者による協働運営体制の構築
  • 外傷の頻度や原因を記録するプログラムの整備
  • 継続的な安全活動の実施
  • 地域社会との連携強化

国内では一般社団法人「日本セーフコミュニティ推進機構」(大阪市)が認証を行っており、全国で約30か所の学校や施設がこの認証を受けている。

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生徒主体のプロジェクトチームが結成

都留第二中学校がISS認証取得に挑戦を始めたのは2023年7月のこと。同市が2021年に自治体版の「セーフコミュニティ」に認証されたことを受け、学校としてモデルとなることを志願したのがきっかけだ。有志の生徒約30人でプロジェクトチームを結成し、以下の3つの班に分かれて活動を開始した。

  1. 校内班:廊下や階段などの危険箇所に注意喚起ポスターを設置
  2. 校外班:登下校時の自転車安全利用を啓発する活動を実施
  3. こころ班:学校のタブレット端末上に悩み相談箱を設置

活動は次第に広がりを見せ、メンバー以外の生徒も参加。今年度は給食委員会が「安心安全な給食の時間づくり」をテーマに特大ポスターを制作するなど、全校を挙げての取り組みへと発展した

具体的な成果と認証式の様子

約2年半にわたる活動の成果は数字にも明確に表れている。校内の事故認知率は30%から15%に、通学時の自転車マナー違反の認知率も15%から8%に減少。先月12日に行われた認証式では、代表メンバーがスライドで活動内容や成果を報告し、日本セーフコミュニティ推進機構の白石陽子代表理事から認証旗や盾が手渡された。

プロジェクトチームの代表を務めた3年生の鈴木博徳君(15)は、「身の回りの環境に思いを巡らすことができるようになり、視野が広がった」と振り返る。後輩たちに対しては、「自転車のルール順守や地域の人への声がけなど、まだ浸透に課題がある部分の改善を頑張ってほしい」とエールを送った。

谷村第一小学校も同時に認証取得

同じ都留市の谷村第一小学校も、図書委員会や保健委員会など委員会ごとの安全な学校づくりの取り組みが高く評価され、同時にISS認証を取得した。両校の成果は、地域全体の安全意識向上にもつながることが期待されている。

都留第二中学校の今回の認証取得は、生徒たちの主体的な活動が実を結んだものであり、全国の学校における安全対策のモデルケースとして注目を集めている。今後も持続可能な安全な学校環境の構築が続けられる見込みだ。

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